2019/10/23

ディストロ業務日誌 10/15-10/22

このオッサンが作り上げた男根的界隈においては
若い x 女子 x オルタナ/インディー的な新しいジャンルの音楽ってだけで
ある程度のアドバンテージがあることは確かなんだけど
そこに自覚的なのか無自覚なのかどうかはなんとなく、すぐわかる
最後には身の周りの付加価値という名の本当の価値は全部はがれて丸裸になるんだけど
音について語られない音楽とは一体...。
FUGAZIとかBIKINI KILLとか新入荷してます。
Ebullition Recordsと同じく、Dischordの名盤も常備しようと思ってて
みんなすでに持ってるんだろうけどストリーミングで聞くのと音源で聞くのでは
そもそも音質が違うし音楽体験的なところも違うとは思う。
もうそんなことどうでも良くなってる世の中なんだろうけど
だから音よりもビジネス的なところばかり語られ、音よりもポリティクスが語られる。
音楽で最も大事なのは人格でも政治でもないです。

https://www.youtube.com/watch?v=bj54HsBsD0g

週末に見れるのが楽しみすぎるジャストドゥ伊東。
安定のハイクオリティなロークオリティ。


ちょっとMorganaと絡んで映像をアップしてます。
ツーマンを控えたsassya-とlangをそれぞれ2曲収録。
やりなおしなし、編集なしのBURN TO SHINEスタイル。
もっとバンドとってみたいな。
 ex.Daitro〜Baton Rouge。
この哀愁がわかるのはおっさんに片足を踏み込んでいるのかもしれないが、
EMO通過したうえでこの音に行き着いたのには理由がある。
ラジオを公開してます。
「世の中を変えたい」っていう反体制的な音楽がぜんぜん保守的で新しく出てきた芽をつぶしまくるのって意味わかんないです。
自分は初めて反戦集会に参加したのが311テロ以降のイラク戦争のときで
集会が終わった後に共産党関連の団体とかにめっちゃ声かけられたり、集会で歌ってるラブ&ピース的な、なんか牧歌的な雰囲気、ぜんぜんかっこよくない人たちばかりだったのを思い出す。
世の中を変えたいなら、本当にかっこよくないとダメってBIG LOVEが言ってたのは真実で、全然変わってない人たちが言ってても仕方ない。










2019/10/16

ディストロ業務日誌 10/1-10/14

毎日を詰め詰めで過ごしている。
詰め詰めは良くない、遊ばなくなる。
遊ばなくなると話をしなくなるからアイデアがドライブしなくなる。
だから10月はちょっと遊んでます。

インタビューをしました。
lang x sassya-のツーマンに3LAも出店する関係でやってきました。
真面目に語っているように見えますが、最初の30分くらいの内容です。
後半60分くらいはバンドの闇の部分に迫ったりmoreruがいかにやばいかだったりがあって、それがめちゃ面白いのですが本筋とぜんぜん関係ないのでカットしてます。
やっぱ脱線してる話は面白いんですよね。脱線好きなんで。

なんとかラジオも更新。
新しいレコード、新しいレーベル、新しいバンド、新しい人たち。
うるさい人たちいっぱいいるけど、リバイバルよりもこの流れを支持したい。

何も語ってないに等しいです。
この回はビール飲んじゃってるので、ちょっとよくわからないことも口走ってますね。

ブラックメタルをやってるんですが、そのソロ告知をしました。

それはいいんですが、とにかく出演者のジャストドゥ伊東がやばい。
この人は知る人ぞ知る秋葉原グッドマンの伝説。
ライブが数年ぶりに見れるかもしれないのが嬉しすぎます。



やばすぎるでしょ。

なんか活動的になってるんですが、もう1つインタビューを公開。
こちらはDaymare濱田さんにも参加いただいて普段語られないレーベル視点も加えた内容になっています。すごく良いこと言っていた部分があるんですが、作品の答え合わせ的な部分なので、ここはリスナーが受け取ってもらうべきところだと思ってカットしたりしています。
インタビューはきっかけであってほしいけど、ここを参照して何かを語るようなものにはしたくないという僕のワガママでした。


週末の楽しみだったレコ発は台風のため中止に。
自分の家も荒川氾濫したら浸水するレベル5だったんですが、なんとか持ちこたえてくれたのでセーフ。こんなときでも富士丸は営業していて行列もいたそうで。
浸水しながらジャンクなラーメン作ってる店員、気にせず食べ続ける客、見たかったですね。


台風が空けた翌日、ENDON x SWARRRMレコ発は無事開催されることに。
この日のSWARRRMは圧倒的アウェー感があったな。
ENDONの音は凄まじすぎた。
この手のエクストリームミュージックでENDONを超えるバンドなんてほぼ現れないんじゃないかと思うレベルで。


そのまま深夜は全感覚祭でkillieを見たかったんだけどID上限に達してて解散。
深夜の渋谷の街っていつの間にかこんなことになってたのかって感じの汚さで。
ここで自分たちの音楽を鳴らすことってどうなんだとすら思いました。




Marioの新バンドのレコードが届いたのでショートインタビューを行いました。
彼は本当に仕事が早いんですよね。




なんか言ってるなくらいの感じで受け流してください。

2019/10/01

ディストロ業務日誌 9/8-9/30

とにかく色々ある9月。
ラジオは地味に毎週更新できていて、これは自分の特殊能力なのではと思うことがある。一度出来上がったものを継続する能力。


ラジオ効果は全く測れないんだけど、とにかく新譜をきちんと紹介していきたい。
売っていきたい。
ユニオンに入っても、やっぱ欲しいレコードが全然なくて、そんな人たちのために続ける。
だいたいどこもジャンルわけの棚は90年代で止まってる。
2000年代、2010年代をプレゼンすることが出来ないんですよね。
つまり完全古いものをUSEDで売っていくだけの店になってる。
そこでレア盤がどうのという話をしていても、それはどうなんだというところで。

やっぱ、落ち込むんですよね、レコ屋いって。
全然面白くないから。
バズリまくったmoreruのインタビュー。
インタビューで最初にもらった回答が荒削りなんだけど、すごく面白くて、結果的に公開されたものを角のあった部分をそぎ落として、でも尖った部分をうまい感じで残してて、本当に頭の良い人なんだなって、素直に尊敬した。

で、このインタビューの中で批判されてしまった箇所もあるんだけど、それも本人たちも計算済みっていうか、ピュアな無防備でのアンサーじゃないんですよね。
これが届く人にどう届くかってところを見ていて
関係ない人たちにどう言われたって関係ないっていうか。

moreruは、たぶんタコツボ化したシーンに取り込まれずに横断していくと思う。
行って欲しい。

地味に伊藤氏(嫌い)も擁護したコメントをしてくれてて嬉しかった。
でもあの人はかつて2chでめっちゃいわれのない批判を受けてたから
出る杭は打たれるのを知ってるから、余計に若い世代が出た時にそう思ったんだろう。
これが優しさです。