2021/03/14

Amazonに僕らは勝てない

↑こんなんに勝てるかよ! 


少し前はclubhouseが話題になったかと思えばもはや誰もclubhouseの話はしなくなり
そしてエヴァの話も少し経てば誰もしなくなるだろう。
それくらい、すべての話題がコンテンツとしてものすごい速度で消費され続ける。
けれどこの世界はその消費と再生産のサイクルでさえうまく乗りこなすくらいの立ち回りが必要なのかもしれない(適当)


個人ディストロから始まったレーベルだから、かもしれないけれどDIYの力を過信しすぎているところはある、という自覚がある。

自覚があるからこの閉じられたDIY世界にリスペクトを払いつつも、コンフォートゾーンの外へ外へと手を伸ばすのでストレスはつきまとう。

リリースの音源を流通を通してAmazonに納品していただいているのだが、Amazon流通はAmazonから流通もとへオーダーが入って、そのオーダーがレーベルに来るのかどうなのかわからないのだけれど、今トゥイッター見ているとAmazonのオーダーが売り切れて届かないとか、入荷未定の状態とかが続いて毎度もどかしいので試しに自分で納品してみたら24時間と少しで売り切れてしまった。

Amazonに入荷していなくても、欲しい人は在庫もっているレコード屋を探して買うだろう、というのは思い込みでしかなく、Amazonに納品した瞬間にすぐ売れ始めて、1日程度で売り切れてしまうくらい、Amazonには力がある。いや、Amazonに力があるのか、自分たちにそのリスナーたちにリーチするだけの力がなかったのか、Amazonに無い音源は買う手段などないと思われているのか。

Amazonに僕らは勝てない。

とにかくDIYの流通だけでは届かないんだなと思う。
そしてそこで買ってくれるのは、自分の手ではまだリーチできていない層のリスナーであることがほとんどなんですよね。

音楽に限らず、新しいファンの流入が既存ファンの離脱を凌駕することのできない場所は衰退していく。そして新規ファンを獲得しようとする努力はダサくみえる。

だから僕はそのダサいことに頑張って試行錯誤していく。
かっこいいやつらはかっこいいまま無責任に去っていく。




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