ながく売れて欲しい!国内でアナログで欲しい人はコアなんだけど
もう少しいろいろ混ぜたいな。
ふと、過去記事でマレーシア〜タイ旅行記が出てきたから転載しておく。
深夜特急を読み始めてまた旅に出たくなってる。
レコード事情も当時とはまた変わってきたから、余計に。
旅の記録はすぐつけないといけない。
文章が粗くなっても不完全でも、そこに旅がないといけない。
あとから落ち着いてから書くのは本当の旅行記じゃない。
そう思って、ディストロ業務日誌はつけていこうと思う。
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2011/9/18~9/23の間でマレーシア・
当初は旅自体が目的だったが、せっかくマレーシアに行くので 3LAでインタビューもしたKiller CalculatorのSmekにメールしてみたところ 「
ということでUtaridのArwithと会う約束をとりつける
会うのが平日なのでギグは無いとのことだったので、
その後何回かメールをやりとりし、
出発の日9/18は某フェスをYASSと見た後、羽田へ直行。
飛行機に乗って即寝、
YASSはマレーシアからすぐカンボジア~
初の東南アジア、
最初の一日は二人で市内を見て回ったりドリアン食ったり(
あまり飲んでないはずだが、
記憶の最後に残っているのはテーブルに運ばれたピザの絵・・・
そうして迎えた20日。
Utaridと会う日だ。
YASSは早朝にボジアに向けて出発してるので既にいない。
ここからは単独行動になる。
だいたいの準備を整え、とりあえずUtarid Tapes運営者であるArwithに電話してみる。が出ない。
待っていても仕方ないので出発。
ブキッビンタン駅で12時に待ち合わせだがとりあえず5分前集合
タイトな日本人の時間厳守っぷりを見せつけてやるぜと言わんばか
彼は約束時間30分後に「いま起きたわ」というメール、
仕方ないのでその間また周辺を散策することになってしまった。
マレーシアは物価は安いと聞いていたし実際まぁ安いのだが楽器や
パンク系レコード屋も回りたかったけど街にはそれらしきものはま
そうこうしているうちにKillieのT-
「今日は夜までいろいろ紹介してやるぜ」
テンションの高いArwithと飯を食いながら自己紹介を交えつ
いかに自分の英語レベルが低いかを思い知らされるが、
こちらは英語下手を気にしがちだが、
こういうときはとにかく伝えようと話していくしかない。
ArwithはUtaridのレーベル、
Suis La LuneやAmber Daybreakなど今回入荷した欧州激情バンドのCDリリース
Utarid TapesもQSDも知っていたが同じ人物により運営されていた
彼の行動力は本物でUtarid Tapesも10代の時に始めたレーベルで、
この行動力の高さは本当にリスペクト。
今無職だと言っていたが、
それでもマレーシアという土地でDIYの音楽だけで食っていくの
ちなみにテープ需要がほとんどなくなったため今後Utarid Tapesとしてのリリースは
Heaven In Her Armsが最後になりそうだと言っていた。
昼間は市内の友人たちを紹介してくれるらしい。
一件目に入った店はスケート/
Killer CalculatorのCDはもちろん、国内インディー、
客はほとんど来ないし、
写真はかなりノリノリだが実は恥ずかしがってなかなか写真を取ら
次に訪れたのは市内デパートの地下の一角にひっそりと店を構える
クアラルンプールで唯一パンク/
Utaridでもリリース作品を卸しているそうで、
CD棚もジャンルと地域別に整理されており、
ネオクラスト系も結構充実してたな・・・。
そしてノイズや変態(アバンギャルド系)
このジャンルは普通に日本のアンダーグランドのバンドが入荷して
日本風のタイトルやバンド名をつけたものが多い。
そしてGAUZE,SLANGあたりはしっかり入荷されている。
お客もけっこう入れ替わりでやってくるので比較的繁盛はしている
来る客もオッサンからキッズまで幅広く、
店主のNorr Yaacobとは連絡先も交換できたので今後取引をする話も進ん
彼は日本のレーベル、
(メールアド、WEB乗せる)
3LAも店を出すべきだと薦められるが、
さて市内散策もひと段落し、休憩。
この後さらに友人が来て車で出かけるとのことなのでしばし待つ。
暇なのでツインタワーや紀伊国屋、
しばらくして友人(「エロ」っていう名前だった。)到着、
Orbit Cinta BenjaminやKiller Calculatorメンバーの家に連れて行ってくれるらしい!
これは行くしかない!
Arwithと三人で車に乗って出発!
市内から車で2時間以上かけて、そのメンバーの家に向かう。
到着したのは既に午後8時くらいだろうか。
何かの作業場のような小さな工場の二階にUtaridのギター、
入り口や、家のあちこちにポスターやUtaridのフライヤー、
彼らにとってはメンバーは家族のようなものなのかもしれない。
突然の訪問になってしまったが二人は温かく迎え入れてくれ、
家自体は広くはないものの、
レコードは激情系が多いが俺も聴いたことのないようなレコードが
もちろんEbullition系はだいたいそろっていて、
部屋のあちこちにはってあるポスターもいちいちレアなので、
エロも含め、
そういう話が真剣に始まったりする。
彼らの場合はこうやって曲が生まれたりするんだろうなぁと思いつ
Hot Crossの7インチやYage,Enslaveの7インチ、
そのうちにマレーシアハードコアシーンの話になり、
このあたりのバンドの話を聴かせてくれと言ったら次から次へとレ
彼らにしてみれば、
そのこと自体が嬉しいらしい。
Utaridで日本にきたことはあったみたいだけど、
Kian Fansuri,Orbit Cinta Benjamin、
君達はマレーシア激情の中ではかなりレジェンダリーでしょ、
大爆笑だったな。そんなわけないっしょみたいな感じだったけど。
そうこうしているうちに別れの時間に。
色々バンド以外にもシーンのこととか聞こうと思っていたが、
サンクス!また来ます!
自分が聴きたかったマレーシアのカオティックハードコアバンドは
Killer CalculatorのSmekが言うように一つ一つのバンドの
Utarid Tapesのようなリリース、
Arwithは若いし、行動力もあり、
彼はまさに音楽に身を投げうっている感じで、
その姿勢やコミュニケーションで築き上げたネットワークがシーン
まだ彼らの歴史は始まったばかりという感じだが、
これからも3LAではマレーシアシーンをサポートしていくよと約
夜のクアラルンプールの夜景はやばかった・・・。
次の日からタイへ。
こちらは特にレーベル等の約束もないので好きなように回って帰り
今洪水で大変みたいだけど大丈夫かな。
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