2025/12/07

2023/06/11

映像制作におけるメモ2:MOMENTアプリ

 毎回一眼レフを持ち出すコスト・手間を考えるとMOMENTで代用出来ないかという案

■良い点

1. 映像の質感は良い

2. log撮影可能なので編集がやりやすい、カラーグレーディングで雰囲気を作りやすい

3. MOMENTレンズなど利用して更に質感を改良することが出来そう

スマホ装着のケース+レンズ、魚眼などもありメルカリで揃えるという手もある。
iphoneを最近のにアップグレードすればもっといろいろできるか。

というか、よほどちゃんとした映像を作ろうとしない限りスマホでいけるしライブ映像とかなら十分かも。


解決すべき課題

1. 音声がモノラル

設定上ステレオだが別マイク用意しないと左右に同じ音声が録音されるだけ。マルチカメラ で編集することを想定すると別のマイクで一本音声用のファイルがあるといい。対策としては端末につなげられるマイクを買って映像自体にステレオ録音できるようにするか、別の音声用の端末を何か用意するか、のどちらかで解決すると思われる。

2. フレームレートを24fpsで撮影してしまったが長時間の動画で音声ズレが生じる

アプリ保存している時点で既にファイルで音ズレしているためPremiere側でズレを修正するしかない。録音する前の設定はiphoneで撮る以上 30fpsにしておくしかない?

確認作業:30fpsで長時間撮ってみて音ズレするかどうか確認してみる。
アプリ30fpsでも設定厳密には29.7〜〜なのでやはり普通にズレていきそうな気はするが。

////////////////

■ 応急処置

出してしまった動画は、映像の速度を 100.03%くらいに調整したらだいたい合った。
24fpsでのズレはこんなもんで合うのかもしれない。

各素材を 100.03%して再度それぞれを書き出す → その後マルチカメラに統合
ついでにカメラ間の明るさなど差異を近づけておく。


カメラが複数ある場合、どうしても明るさの違和感が出てしまい質感の粗い方に合わさざるを得なかったので全体的に暗い映像になっている。
が、明るさの課題をクリアできればライブ映像もスマホでいいかもしれない。







2023/02/23

映像制作におけるメモ

部分的にモザイクをかけて追尾させる(トラッキング)方法 
が、事前にわかっている場合は最初から対策した方が早い。
車のナンバープレートにカバーをかぶせるなど。

 【Premiere Pro】エッセンシャルグラフィックスでテキスト(文字)のスタイルを自由に変更する方法 
レガシータイトル、という概念が消えるのでテキストは覚え直し必須

テロップの縁取り部分をぼかす方法 | Premiere Pro
これもレガシータイトルなくなるので。


2022/12/11

予測値に関するメモ

 

スプレッドシートでGoogleのAIが使える、公式の機械学習アドオン公開 欠損値の予測など可能

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2212/08/news181.html


プログラマーになった 「中卒」 男のブログ

重回帰分析による予測をおこなうTREND関数【Excelで学ぶ統計学】

https://chusotsu-program.com/excel-trend/

2022/11/09

映像制作のメモ

 写真読み込むときの設定:0.1秒にするなど。これは他のレガシータイトルや調整レイヤーなどの静止系ぜんぶに適合される。

https://gamoblog.com/2021/09/05/premiere-pro-komaokuri-crop-color-key/

マルチカメラで編集するときいつもPCが重くなって正しくプレビューできなかったが、プロキシ書き出す?ということで動きがサクサクになって助かった。

https://youtu.be/cYDrJbv03Oo?t=135

ポスタリゼーション時間の設定、ぬるぬる動くより荒さを出した方が脳には心地良い気がする。人間の脳は高解像度の情報にはまだ慣れていないと思われる。

https://www.youtube.com/watch?v=prGIpVSODvk&t=49s



2022/03/16

人はいつか死ぬ / 帰宅難民って言葉、まずくねえか? / 今週のTAK / 業務外注してて感じたこと / 自由競争と平等

最近も仕事に追われ続けていて心が死んでいます。


ロシアと戦っているウクライナの人らのFBとかゼレンスキーの演説読んでるとあの人たちはもう自分がいつか死ぬということを早々と理解して行動しているのを感じる。人はいつか死ぬ。いまの日本がウクライナのような状態になったとして、あんなに動ける体力と行動力がある政治家達がいるんだろうか。

話がずれまくりだが自分の感じてる心の折れ感なんて奴らに比べたら全然余裕なんだろう。
70年代のパンクスよりもマシだろう。

しかし日本的には戦後の状況的には最悪だと思う。
そしてこれからもっと最悪になる。

ところで帰宅難民って言葉、最近の世界情勢的に使うべきじゃないと思いますよね。


というわけで右翼っぽく君が代聴いてみた。

チョーキング、ベンド、ビブラートのトーン。全てがTAKだ。


近年の3LAは翻訳業務を外注していて報酬を支払っているんだけど、ここ最近実感するのは自由競争の中で仕事を依頼されるのは、質が高くてコストも安い人。

人の時間は限られてるので、基本的に長時間拘束される仕事はその分コストがかかるんですが、優秀な人は仕事が早く終わってしまうので結果安い。で、クラウドワークスで依頼する人は、応募してくる人の中で一番優秀(=依頼の内容にあっている品質を納品できる人)になる。

そして一度その人が良いなーとなったら毎回応募して選考してなんて手間をかけてる時間はないので(時間もコストだし)その人に仕事を依頼し続けることになる。
だから優秀な人は仕事がどんどん来る一人勝ちだし、優秀でない人はずっと仕事が回ってこない。厳しいルールだぜ、と思いつつもこれが自由な競争の結果なんだよな...。

いくら仕事丁寧でも時間かけすぎたらコストと折り合わなくなる。
でも早くてもクオリティが低ければ修正がかさんでこれもコストと合わなくなる。

最近はクリエイターにしっかり金払え的な風潮ができて良いなと思う反面、金で発生する義務と責任の話はまだまだこれからって感じがする。







2022/02/05

何故レコードを作るのか、というWHYがないとただの金儲けアイテムになる。

 2022年2月始まってしまった。既に1/12が終わってます。


日本のレコードプレス事情は納期も遅くなって値段も跳ね上がってという問題が随所から聞こえていますが(というか自分も言ってますが)メジャーレーベルも参入してきて供給側が生産ラインを独占しつつあり、というビジネス的な問題ですが、後者の値段がたけえという問題は日本という国の問題であり、国策の失敗のせいかもしれません。

NYでの時給が実質 3000円程度、稼ぐ人は5000円くらいになっているということは、20ドルのレコードを送料込みで買っても、やっぱバイト1時間すれば買えちゃう値段なんですよね、レコードは。たぶん、30年前でも同じか?

一方、東京では最低賃金は1040円程度、全国平均で930円程度なのでバイト3時間しても3000円のレコード1枚買うのは無理かもしれない。もはやレコードというモノは貴族の遊びに近い。SDGs的にも環境に悪いし、中古レコードを国内市場で回してるくらいが衰退するこの国では身の丈にあった趣味なのかもしれない。


今後は原油の高騰、その他の材料の高騰も可能性があり、ますます値段はあがる&安定供給できないので納期もあやしくなるという悪循環はありそうです。

「自己責任」という言葉が流行ってますが、自分の周りのことくらいは自分でコントロールできるとはいえ、大きな社会の流れは個人ではコントロールできない。レコードの高騰に関しても半分以上は国のせいなのだから、我々は文句を言うべき対象は無駄なレコードをプレスするメジャーレーベルだけでなく、国であり竹中平蔵である。いつか処刑しよう。







まぁしかし、全体の意識が何より良くない方向に向いているのは確かで。

こういう売り方で「プレミア化」を狙うようなのも今の時代には邪悪と言わざるを得ない気がします。Exclusiveする意味がほとんどなく、ただの転売用アイテムと化している。転売ヤーの大量参入を招いたのはメジャーレーベル側の責任なのでプレミア化するのが間違いなしならその対策を講じるべきではないのか。

とか、嫌なことは僕は言いません。誰かが言っていたような気がするし、誰も言ってないかもしれません。

業界全体としては、何故レコードを作るのか、何故Exclusive盤を作るのか、いうWHYの部分を完全に置いてけぼりにしているケースが多々あり、消費者側もそこを良しとしてしまっている。これ、「日本盤」に対しても同じことが言える。誰のためか、何のためか。

業界全体としてどういう方向へ行くべきか、を示せるのが良いレーベル。
我が我がと利益確保を優先するのは、そんなに良いレーベルではないと思う。



若干ブーメランか?








2022/01/03

2022年、はじまる

鬼滅の作者出身地に住んでいるので神社の絵馬も鬼滅イラスト多数というところです。初詣。
鬼滅の漫画もアニメも見ていないんですけどね。
創建1202年説と1189年説(頼朝が勧請した説)があるらしく、でも近くに滝野川城(こちらは源頼朝の陣があった)という話もあるので頼朝説を支持したい。どうでもいい。
近くの王子神社のほうが参拝客は多いがこちらのほうが歴史は深いらしい。しかしそんな昔のことをどうやって調べるのかというのはずっと不思議。文書だって真実だというエビデンスないし。昔の人のインターネットリテラシーを疑うぜ。






一瞬だけ茨城国に帰国し2nd詣。こちらは平将門の時代に創建されたらしく1000年以上の歴史があるらしい。しかしボロいし雰囲気があって良かった。
スーツさんの動画を見すぎてて常夜燈チェックするようになってしまった。こちらは寛政だったので江戸時代のもの。やっぱでかいところに人は集まるけどかなり良い神社だった。



このギターやだなと思った。










毎年恒例ですが売り上げランキングも更新しました

あと年末ですが拡張版配信もしております。

2022年、もうすこしアウトプットがんばります。

そしてフィジカルな活動も予定しております。

発信増やしていこうと思っています。

よろしくおねがいします。


 

 

こんなのにまで〜〜が9割の構文持ち込むの嫌すぎる。

2021/10/13

大きなものを賭けたほうが人生はおもろい

 


quiquiの映像が公開されました。

2019年にはアルバム出すと言っておきながら紆余曲折を経て2021年にようやくドロップ。

謎に金と時間を費やして我々は何を成し遂げようとしているのか?

だけどその何かを超えるには必要なことだったと思う。

バンドをずっと聞いてきた人にとっては感動してぶっ倒れてしまうかもうしれないけど、それくらいの作品であるという自信なしに世に出ている作品が多すぎるのだ。



カイジのアニメをランチタイムに見るっていうのをずっとやって、

やっぱ何回見ても面白いよなぁと思ってその後イカゲームへ移行。

基本イカサマと心理戦の駆け引きというカイジと違ってイカゲームは単純に不公平なゲームに命をかけていくって感じで、カイジのほうが圧倒的に面白いとは思う...

けど最後までみてしまう。




カイジはファンダムがイカれてるのもいい。

VR作ってるファンもよくわからんけどすごい。



いまは梨泰院クラスをみています。これはラブとビジネスの話でおもろい。

翻訳と字幕で日本語が微妙に違うんだけど、ふとしたところで字幕よりも吹き替えの翻訳のほうが面白いなって思う瞬間が多々ある。

例: 字幕「お前と俺は似ている」/ 吹き替え「お前の中に俺を見た」

これ、ニュアンスが感じられるか、情報とだけ伝えるかで全然違う。

Netflixに限らず、翻訳クオリティがAI翻訳や安い外注へと回っていくというのはいろいろな方面でおきているようで、そういう合理性が長い目でみると首をしめているというのはよくある。

CDリリースの翻訳も、いま少しずつ話題になってくるようになっている。いま3LAは翻訳をちゃんと外注で金を払っている。アートワークにも金を払っているし、映像にも金を払っている。安く済ませられるところは1つもなく、あえていうなら自分のテキストだけが安いのかもしれない。

でも金を払っても満足のいかないものができるような状況は、絶対きて欲しくない。












2021/07/22

人類は脳みそをクラウドに預けるようになって自分で真実を確かめることを止める

 通称、人間の欲望、憎悪、嫉妬、羨望を増幅される装置ことSNSの力は凄い。

しかし人類は脳みそをクラウドに預けるようになって自分で真実を確かめることを止めてしまっているように思える。小山田問題、ラーメンズの人の問題、SNSやニュースサイトの切り取りではなく彼のインタビューの全文を読んだ人、ラーメンズの問題のコントの全体を見た上で批判している人は1%もいないだろう。(読むに耐えないものであるという話もあるが、真実を確かめず感情で判断するほうが危ない)

見たところでいずれにせよアウトなんだろうけど(そして読んだんだけど、やっぱりアウトだった。でも盲目に批判するよりこれは読んだほうがいい、と思ったので書いてます。)、

そこを「いずれにせよアウト」でなくそこでマジで自分で一度確かめる、一度考えるってことをしないとこの先も間違え続けると思います。絶対別の形で同じことを繰り返します。

海外からの目も相当に恥ずかしいと思うんだけど日本の現状はまだ此処であることが現実。

冤罪の可能性がある以上、死刑には反対派である人もいるということです。

(2021/7/23追記)



FYRE FESTIVALのドキュメンタリーを見ていてすげぇ面白かったんだけど時期的にめちゃオリンピックと被る部分が多すぎた。思い上がった無能がダメダメなプロジェクトマネージメントですべてをめちゃくちゃにしていく様には、何か破壊的なカタルシスが伴うのだろうか。結構ドキドキしながら見てしまった。

プロジェクトの失敗。

それを個人の責任としてみるのか、システムの欠陥としてみるのか、は違いがある。
FYREは主催者が嘘つきであった、という話でもあるが
インスタグラムのインスタグラマーのPRポストに大衆がのっかった、という話でもある。

どうですかね?
オリンピックの諸々、僕には日本のシステムの欠陥に見えます。
そしてその諸問題は解決されていかないといけないものだと思うのだけれど、
そのためにはやっぱり生贄として罪人を燃やす必要はあるのかもしれないですね。


Youtubeの配信を定例化しようと思っていて始めました。
次の回はDeathwishについて。
長年に渡りお世話になったレーベルでもあり、10年間の間での変化も感じてます。
あくまでScreamo視点になるかもしれないけど語ってみたいと思います。


2020年にコロナ禍になってライブハウスが厳しくなったときに、いくつかYoutubeチャンネルがたくさん立ち上がった時期があったのだけれど、こういうのは立ち上げることよりも運営をし続けるということのほうが難しい。そして自分がやるのは今更感はある。

前から思っているんだけど自分の特殊能力って「継続」なんだと思っている。
その他の能力はたいしたことなくて、センスも特にないのですべて後天的に獲得したもの、
それも継続したことによって獲得した能力しかない。
だから最初からこれやっておけばよかったじゃんという思いはあるけど、mixcloudでラジオ編集するより、youtube配信がみんな聞いてくれるし、配信後にアーカイブで残ったほうが楽なので、配信でちゃんと聞けるようなクオリティに持って行くことは目標にしたい。

Youtubeは裏の目標で、収益化できるハードルという、チャンネル登録者数1000人、過去12ヶ月の再生時間4000時間をクリアしないといけなくて、今後ゲストとか報酬を渡すことができるような仕組みにしたいなと思っています。

ご協力よろしくおねがいします。








2021/07/17

人を待たせてはいけない

 ディストロの2021年の売上ランキングを発表しましたのでリンクを貼っておきます。

2021年上半期BEST20発表会
https://note.com/3la/n/neff0de9abc18

こんなニッチな場所でやってるディストロなので基本的には1作品あたりの入荷数はそれほど多くはない。初動の段階で

「これは10枚くらい入荷しようかな〜」

なんて思える作品はほとんどない。

目先の1ヶ月くらい過ぎた以降で在庫が残るレコードは売れる確率がぐっっっと下がっていく、という現実があって3ヶ月後に在庫3枚残っているレコードは次の3ヶ月で1枚売れるか売れないかとかそんな感じなのだ。

だから初回の入荷量が増えれば増えるほどギャンブルになる。
ギャンブルにしない方法は確実に売れる分+αくらいに入荷量を自分で先読みして制限することなのだ。そして僕はギャンブルが嫌いだ。
初めてのパチスロで一瞬で札が溶けていった感覚が忘れられなくて、パチンコ店に入るのはその一度きりでやめてしまった。(当時のバンドメンバーは毎日行っていたが)

だが、「本当に良いレコード」が現れたときにそんな守りの姿勢でやっていてはいけない。
「このレコードはたとえ売れなくなってずっと良いと言い続けていくんだ」くらいの覚悟を持って10枚とか20枚とかのオーダーは決められていく(いつものように嘘だと思って読んでくださいね)
そしてもちろんこのランキングはそんなディストロで10枚以上売れていてる作品ということになる。入荷しなければ販売数も伸びないので、最初のハードル=店主が入荷したいと思えるという基準は満たしている。

あと、もっと入荷したくてもレーベル側で入荷量の制限がかかっているケースも多々有る。
最近のDeathwishリリースは初回入荷数限られてる場合が多いです。
これって海外でもリリース時期を過ぎて在庫が残った場合、急激に売れなくなるっていうのがあるんじゃないかと思っていて、売れ残っている=そんなに良くない作品と世間に認識されてしまう危険があるっていうことで、そのリスクは実は在庫が売れ残るリスクよりも大きなものとして認識されていると思う。
「あとでも買えるっしょ」と思われたら負け。
そんなチキンレースみたいな状況で僕は勝負したいとは思わないですけどね.....

そんなわけで、このランキングの音源のほとんどは既にソールドしているし、再プレスされない限り、再入荷するのもの難しい作品ばかりになっている。つまり、時間が人を待ってくれないのと同じくらい、レコードも人を待ってはくれない。

誰かを待たせてはいけないのだ。





良かった。
もっと新譜の音源を聴きたいんだよな。リイシューとかじゃなくて。

だから旧譜しか聴かなくなったら終わりなんだと思う。 
でも自分も「もうパンクとかEMOとか終わったかも」って何度も思っている。
かろうじてその時その時で何かを突き破ってくれるバンドはいるんだけど、
それもなくなったら廃業だ。


 底クオリティモノマネとか大好きなんだけどSOUL'd OUTブームが我が家に来てます。


あとはキャロルキングを初めてちゃんと聴いたんだけどめちゃくちゃよかった。



2021/07/03

デリバリとしてのレコード屋という存在が世間に理解される前に俺は死んでしまうだろう

DIYで生きて行く的な人生テーマについて、人間的なジャンルが違っても結構みんなが共通して認識している課題なんじゃないかなと思っている。
例え会社員として給料をもらいながら生活をしていても、自分のやりたいことで少しでもお金が回るようになれば、まぁ幸せには近づくような気はしますよね。


流通の本をすこし前に買って主要なところはだいたい読んだのだが、外見も面白かったけど内容もかなり良かった、ということがありました。


これです。結構真面目にオススメです。

Amazonのレビューを読んでもらえればわかるとおり、評価はめちゃくちゃいい。
すべての小売や作り手にとって考えさせられる内容である、と同時にこの本って雑誌のはずなのに広告は全く入っていなくて、本の流通システム、業界的なところに関しても批判的なところもあって、そういうところ込みで面白い。
そして、すべての記事を「音楽に置き換えて」読むことは可能だと思った。(自分はそう読んだ)
「いいものを作るとは何か」
その問題提起である。
https://note.kohkoku.jp/n/nd51eeaa5a989 (noteもありますね。)


広告、流通だけにとどまらず映画や批評、音楽業界的なところについても触れられており、「いいものを作る」ということの中に「いいものを届ける」というところまで含めて語られているところが良い。だが音楽についての内容は若干踏み込みが甘い。音楽を届ける、ということについて、やはりマーケティング的にレコード屋や、ましてはディストロという存在は蚊帳の外という感じだ。評論家、アーティストだけじゃなくて、ここに流通や小売の話を収録しないのはさすがにデリバリの話としては嘘じゃない?


そもそも、アーティストとリスナーの間に取り継ぎのような形で存在してきたディストリビューターは中間搾取、中抜き的な立ち位置になっていた時代がある。そしていまのデジタルディストリビューションの時代において、すでにアーティスト→リスナーにダイレクトに音楽を届けるということは可能になっていて、レーベル不要論、ディストリビューター不要論、レコード屋不要論、もろもろ.....。


このあたりの話ってほとんど主観の意見をそれぞれが言ってるだけって感じ。
制作費がいくらだとかプレス費がいくらだとか流通の取り分が何割で販売店レコード屋の取り分が何割で...みたいな話ばっかでやっぱみんな金大好きだな。

『フィジカル』と『配信』どちらがアーティストにとって良いのでしょう?

そんな話、面白い?と思ってしまう。レコ屋の人が言う、レコ屋必要論もうさんくさい。
サブスクのプレイリストもレコメンドも基本的には似通った共通点を分析しておすすめしてくるだけなのでそんなものは発見とは呼ばない。最初から内に存在しているものを確認している作業に過ぎない。


ほとんどのレコード小売店がコンテンツ勝負になっていて、売れるものが売れるし売れないものは売れない。そんな中でよくわからんアーティストをお客さんに売りつけることができるレコード屋がいくつ存在するのか。ポリティカルとポエムの話ばかりじゃなくて、しっかり音の話ができるメディアがいくつ存在するのか。東京にはBIG LOVEくらいしかいないんじゃないか。


俺はレーベルもレコード屋も、基本無用だと思ってます。
そんなものは世間から必要とされるほうがおかしい。
なので我々が相手にしているのはいわゆる世間ではないのだ。
魑魅魍魎、妖怪の類なのだ。
そんな輩が集まってくるレコード屋という存在が世間に理解されることはないのだ。
レコ屋、ディストロの存在の価値はそんなところにはないのだ。


もちろん今日の話も全部嘘です。



ポリティカルの話はSNSバズりやすいけど音楽から遠ざかってはいけない。



Turnstileはやたら人気なんだよなー。




漫画ってわかりやすい。
話が面白かったり画がかっこよかったりとか色々あるんだけど、ジャンプ漫画の普遍性ってやっぱすごいなと思う。




2021/06/21

他人への興味の欠落と、海外の音楽への興味の欠落は、同じ流れの上にあるのかもしれない

前回リリースして即ソールドしてしまったDaitroを2ndPressします。

https://longlegslongarms.jp/3la_releases/36/daitro_complete_discography_2nd.html

正直な話、1stPressの300セットが即ソールドしてしまうとは思ってなかったのです。
だってScreamo/Skramzの音源なんて日本で買い続けている人間なんてせいぜい20人程度ですから。
世界の片隅に体育座りしているScreamoバンドの音源を日本に持ち込んでディストロしている、僕はそんな20人のためだけに。

それは「よくわからん誰か」というマスに向けてではなく、会ったことは無いけど嗜好もなんとなく把握している具体的な誰かを想像している相手に向けての商売。
そして想像の外にいる人のことは、やっぱり及ばなかったですね、数が全然足りませんでした。
しかし、だからといって大量生産はできません。2ndPressは200セット限定です。限定というより、このあたりが適切な数だと思ってます。
それはマスに届けるための音楽ではない....。


欲しいけど手に入れられなかった人、そしてこれからDaitro好きになるかもしれない人(こちらはプラスα)がそれくらいの人数。
レア盤になりそうだから、メルカリで高騰しそうだから、ではなく今の時代に彼らの表現が本当に響くと僕は思ってるし必要だと思ってる。
そう思える人たちに届けばいいなと思ってます。
だから1stプレス見逃してしまった友達に、再発してるよって伝えてください。


Tenueも発送を終えました!
LPなのでこちらは再プレスはなかなか難しそうっすね。
...and its name was epyonもそうだけどこのあたりは好きな人に確実に届けられれば十分という気もしている。で、今Tenueの良さに気づかない人は、その人にとってのタイミングは今じゃない。矛盾しているようだけど、激情好きな人を増やしたいなとは思っていて、入り口として大事なのはDaitroとかのカタログを切らさないことなんだろうなと思う。

新譜が常に素晴らしいわけではないし、新しいバンドがすべてなわけじゃない。いま起こっていることを今理解できなくても、後から理解されたり、後から追いついたときがその人にとっての一番のタイミングだと思う。



創刊されたZINE、"MISTRUST"を読んでた。カラーなのがすごい。
その中でmoreruは「激情嫌い」と公言しているのだが、どう考えても彼らは激情のこと好きだろと思ってしまう。激情として扱われてるジャンルが嫌いなのは、わかるような気がするが。


でもmoreruって「激情として認識されてるか?」と考えるとその答えは「NO」だと思う。
旧来の「ハードコア」と思想的にもサウンド的にも違う。でも考え方はオルタナティブだと思う。そのオルタナティブな部分が本当の激情バンド、例えばPortraits Of Pastのように誰かを怒らせたり否定されたり嫌われたりしながら自分たちを信じているエモーティブな表現を貫いたバンドたちと共通する点があると、"僕は"、感じている。他の人は何をもって激情だと言っているんだろうか。激情を深く聴いている人は、そんなこと言わないような気もする。知らないけど。



新宿でインタビューを収録してきた。久しぶりの新宿はまだ緊急事態宣言解除前、酒を出す店が閉まっているところが多く人も少し少なめか戻ってきているような気もするけど。あとストリート飲みが数は少ないが目立つ。いまの時代っぽい。


音楽はすげー感情的なものだから、それが政治的に正しい/間違っている以前に、その人に合う/合わないというところは大きい。例えば「ヒップホップが嫌いだ」と言っている人がいたら、その人はヒップホップをほとんど聞いていない「食わず嫌い」の人だ。そしてもし「ヒップホップなんてものは全然良くない」なんて言いだしたら、嘘つきかもしれない。音楽の1ジャンルでも深く聴いている人は、ジャンルの中に無限のグラデーションが存在していることは理解しているはずだ。


それなりに歴史を積んできた音楽の1ジャンルにおいて、ヒップホップだろうがパンクハードコアだろうがメタルだろうが、その中に様々なグラデーションが存在している。そのグラデーションの中に自分にピッタリの、奇跡の一枚が存在していることを知っている。これがディガーの思想だと思う。かつて日本語ラップがすごく苦手だったが、THA BLUEHERBやMSCや降神とかが好きになれたのは、暗いビートや知的な言葉の組み合わせが自分に合ったからだと思っている。そこから他のヒップホップのアルバムを聴けるようになっていく。

でもそれができたのは別の音楽ジャンルをたまたま深く聴いていて、ジャンルの中にグラーデーションがあることを理解していたからかもしれない。「もっと暗いやつはない?」「もっと声が低いほうが好きかも」「音はマッチョなやつより、ショボいほうがむしろ好きだな」そうやって自分というものを知っていく。その過程は、ジャンルを知るというより自分を知るということなのだ。


ちなみに、邦ロックファンは全然音楽をディグらない傾向があるらしい。
同じアーティスト、同じ曲をひたすら聴き続けている、というデータはサブスク時代になってより鮮明に浮かび上がっているという。YOASOBIの「夜に駆ける」は2019年のリリースだが、Spotifyの今週の再生ランキングの4位に入っていた。(「〜〜な人が多い」と文章書く人は根拠を示すべきだと思う)
それが良いことだとはあまり思えない。一方、自分の周りの人は結構雑食に音楽を聴いている人が多いと感じていて、1ジャンルだけをストイックに聴き続けている人はいない。

他人への興味の欠落と、海外の音楽への興味の欠落は、同じ流れの上にあるのかもしれないと思う。乱暴な言い分だ。香港で起こっていること、ミャンマーで起こっていること、ウイグルで起こっていること、イスラエルで起こっていることなんて誰が気にして生きているのか。残念ながら興味は敬意と繋がっている。


すげーどうでもいいんだけど、月曜にラジオで米津玄師が流れていて、
リスナーからのお便り紹介で、米津を好きになったことをきっかけにもっと知りたいと思うようになりTwitterを始めたという人のエピソードがあった。BTSなんかも、もっと歌詞を知りたいが故に韓国語を自力で勉強しだす人もいるという。自分で何かを始めた人の世界は様変わりしたと思うので、音楽が世界を変えることはある。と改めて思いました。




音楽配信の「おすすめ」は似た曲ばかり? そんな悪循環から脱却するために必要なこと

https://wired.jp/2021/01/27/spotify-feedback-loop-find-new-music/

それは新譜のレコードに興味を持つことが解決策です。







2021/06/09

ディストロで音源を漁ってる人は世界からみたら狂人だけど、絶対に必要な人間。それだけが人間と言ってもいい。

全員必読。

https://note.com/actionbyrevenge/n/na27f0b7bef28

某氏による備忘録的ブログ、クソ長い。

クリエイターというバンドをご存知だろうか?という導入から始めるくせに、文章中で一番大事なのはクリエイターの話ではなかった、というまさにコピーライティングセンスとはこのようなことを言う。商売とはこうありたいものですな。


さて、僕も音楽を紹介している側のはしくれであったり、自分が専門でない分野に関してはほとんど信頼している誰かのフィルターを通して音楽を知っていく。なるべく自分に影響度の大きい店には定期的にお金を落とすように意識し、noteで課金したり、現物を買ってみたり、知らん人がZINEを作ってもひとまずは買ってみたり、というようなことをしている。自分のほうも普段は全く売れないような音楽をせっせと入荷し、嘘と真実を織り交ぜた怪文書をレビューと称して掲載し、売れてもたいした利益にもならんことを長年やりつづけている。この作業だけで考えてしまうと無駄だなーとか、レビュー読んでるくせに誰も買わねえな、とかRTとかいいねとか要らんのじゃ、レコードを買えレコードを。などとブツブツ言っていたりするが、大きなリリースモノがあるとたくさんの人が買って行ってくれるし、長年の付き合いからなのか予約商品が半年届かなくても何も言わず待っていてくれたり(Soul Gloやコロナ期の音源についてはすみませんでした)、海外レーベルとも信頼関係ができたりして、Daitroの編集盤のリリースが実現しちゃったりする。総合的にみたら、まぁまぁの金額を報酬を受け取っているし、還元されていない、とは思わない。でも1組、1組のバンドへの還元はできているのかというと、そんなことはなさそうだよなと思う。このコロナ禍で潤ったのは通販の強いレーベルやレコ屋であろう。アーティストやライブハウスで売り上げが伸びた人はいるのだろうか。


映像を編集しました。みんな見てね。

色々あって遅くなりましたが、日々勉強すね。外注して良い部分/悪い部分、自分がディレクションしないといけない部分、自分しか作業ができない部分、そういうところの線引きが明確になりました。己の未熟さ故の遅れと認識している。

まぁしかし、翻訳関係はいま外注しているんですが、かなり良い関係を築けています。
いろいろ作業していて気付いたんですが僕がその作業する人がなぜその表現をしたのか、という解釈に興味を持っていて、その表現を選択した理由があるなら正だし、理由がなければNGだ。Daitroの歌詞は女性の方で、やりとりをしながら丁寧な翻訳をしてもらいました。TenueやAINWE、この先にリリースするNo Manなどは同じ男性の方が作業していて、それぞれの作品で意訳をつっこんで来ていますが、バンドの表現を汲み取ってくれてすごいなと思ってます。ご期待ください。


「映画を早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81647

最近バズっていた記事、これは最初に紹介した某氏が指摘していることに近いものがあると思う。Netflix、いわゆるサブスク的な「コスパ」と、早送り機能という「便利さ」、それによって失われていくもの。ちなみにTwitterでいうところのRTやいいね機能も危ない。


現代人は読まない…。リンク先を見ずにリツイートしまくる人が大半であると判明https://www.gizmodo.jp/2016/06/22_5.html

Netflixも足早に消化していく人が膨大なテキストのブログなどを読むだろうかと考えると答えはNOなのである。RT先の記事をきちんと読んでるやつはほとんどいない。自分こんなことに興味あるんですー(でもちゃんと読んでないし商品も買わないっす)というアピールに使われ流れていくレコード屋のツイートが不憫である。

インスタント、すべてがインスタントなのよ。


こんな世界なので、サブスクで聞くより1000倍くらい高価なレコードで音楽聞くこととか
それをAmazonよりも高い謎の個人商店で購入するとか
Screamo/Skramzのバンドたちがハイプな流行から距離を置いてバカにされながら音楽続けてることとか
限定したプレス枚数で限られた人だけに現物を届けようとしてることとか
すべてがつながっていると思います。


なのでこの程度の文章を長文と思わずに読了し、ディストロで音源を漁ってる人は世界からみたら狂人だけど、絶対に必要な人間。それだけが人間と言ってもいい。









2021/05/31

真面目にB'zのこと書くぞ

 最近はPortraits Of Pastのことばっか考えている。というか、久々に再入荷して音聞きながら過去の映像もみたりしていたけど、やっぱりこのバンドが90年代に存在しているのがオーパーツ過ぎるとしか言えない。過去のインタビューでも最初の音源での録音はペダル無しでアンプと部屋鳴りの響きしか録音されていない。でもギターの音にはめちゃくちゃこだわったと書かれていて、その秘密というが凄く気になっている。コーラスじゃなくてギターをダブルトラックで録音したと書かれていたので、その感じも大事なのかもしれないな。意図的な部分と偶然の部分が合わさって奇跡が起こっているんだけど、それが2000年代激情の礎になっていると確信を持てる音。

B'zの稲葉さんと桜井さんの対談、がっちり全部聞いてしまった。

B'zのライブでも稲葉さんのMCって結構寒くて、トーク力そんな無いように思えるんだけど、すげー一般人っぽい感じで桜井さんにいろいろ聞いているのが面白い。ボーカリストってすげー大変だなーと他人事のように思う。

B'zはコロナ期になって大御所バンドらしく、過去映像を公開したり、大掛かりな配信ライブイベントを行ったりと、これまでやってこなかったことに挑戦している印象だけどここに来てスブスクも解禁、ということで、このブログでも度々B'zについて言及してきたのだが、このタイミングで一筆かけなければ嘘であろう。


自分が熱心にB'zを聴いていた時期が限られているのでだいぶ偏見が入っていそうだが、B'zの初期はTMN的デジタルなロック、BOØWY等にも流れる文脈として、アメリカの"ブルース感"を排除したクラブミュージック的〜それがTAK松本氏がルーツである70's、80'sのHM/HRへの愛を我慢できなくなってしまって初期とは全く逆のブルースへの回帰が起こる。その方向性の終着点が"The 7th Blues"。ここまでの流れは、よく言われるように洋楽パクリ/オマージュ的な手法が濃いのでコアな洋楽ファンからは批判されるところであるっぽいのは理解できるのだが、実はアルバムからのシングルカット曲が結構少ないのがB'zの特徴だと思っていた。例えば、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」はめちゃくちゃヒットした。キッズのときは、シングル曲は次のアルバムされる、みたいな知識がなんとなくあったのに、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」はアルバムに全然収録されなくてガッカリした記憶がある。しかしこうやってサブスクで時代毎の作品を追っていくと、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」は1993年当時のB'zの流れとは明らかに異質だったかもしれない。これから『The 7th Blues』(1994年)で思いっきりアメリカンでブルージーなハードロックアルバムをリリースするタイミングで何故あんな曲をシングルカットする必要があったのか。当時のTVドラマ主題歌やCMタイアップという日本独自の文化がB'zの歴史におかしな違和感を与えているとも言えるし、しかしその文化によってB'zはお茶の間レベルで広く浸透し、多くの少年たちにロックの道への扉を開いたとも言える。歌謡ハードロックとバカにされる面はあるけれど、いまのオーバー30の人間にとってはそこから本物の洋楽(この呼び方もどうかと思うが、当時のことを思い出してあえて洋楽と言う)を聞くようになったリスナーも多いはず。

そんなこんなで、B'zはシングル曲がめちゃくちゃ強かったので、91年の「ALONE」、92年の「Blowin'」「Zero」、93年の「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」「裸足の女神」94年の「Don' Leave Me」「Motel」、95年の「ねがい」「love me, I love you」「LOVE PHANTOM」、これ全部がめちゃくちゃヒットしていた。それで95年はその絶頂期、しかもシングル曲がすべて収録されたアルバム『LOOSE』は個人的にはB'zの最高傑作だと思う。しかし、97年の『SURVIVE』も双璧を成す傑作でここの判断はいつも迷うんだけど、それまでの作品のかっこつけた(そしてアメリカンなイメージにひきづられていた)稲葉さんとは違って自分をさらけだした歌詞世界、そして日常から新しい世界へいつでもドライブできるというメッセージ性、これは当時のJ-POPが恋愛の歌ばかりだったのだけどB'zはだんだんそこからズレていって、もっと普遍的なテーマへ接近していくきっかけになったアルバムとも言えるとおもっている。それが、恋愛というテーマではない97年の『SURVIVE、99年の『Brotherhood』というアルバムにつながっている。この3作は、Mr.Childrenの『深海』『ボレロ』『Discovery』的な気もする。先日の対談の動画でも、恋愛に興味がなくなって男としてどう枯れていくかに興味がある、と桜井さんが言っていたのが印象的だった。

TAK松本氏のギタースタイルの変遷も、ワウやアーミーを駆使したフレーズが印象的な時期や、レスポールでのフロントピックアップ側を使用したトーンだったりもあるのだけれど、個人的には彼のギターの肝はそのサウンドよりもフレーズの組み立て方にあると思う。それはやっぱり小節跨ぎのトーンの置き方なのかなと思っていて、これは2000年代以降はだんだんなくなっていくんだけど、4小節、8小節、そのキリが良いところにフレーズを当てはめておらず縦横無尽に流れていくスタイルは、あんまりいない。ラルクのKenもちょっと近いものがあったかもしれないけど日本人にはほとんどいないギターのプレイスタイルだと思う。今の時代、ギターヒーロー的な存在は少ないのだけれど、サブスクで改めて時代毎にプレイスタイルを追っていくと彼の凄さ、アイデアの量には圧倒される。あと、あまり言われないことなんだけど、クリーントーン、クランチトーンでのバッキングでのカッティングの見事さ。目立たないところでもめちゃくちゃうまい。

この曲のバッキングめちゃ好きなのにライブでTAK弾いてねえじゃんとなった。

B'zのアルバムの話に戻そう。つまり、当時は彼らはシングル曲は売れるためにやってるんだと思った。だから僕はアルバムのほうが面白いと思っていた。で、ミニアルバムの『Friends II』の存在を忘れていた。コンセプチュアルな作品で冬な雰囲気がめちゃくちゃいい。「いつかのメリークリスマス」が有名なのは『Friends I』のほうなんだけど、AORなB'zを聴けるのはこの作品しかない。全体を覆う暗さは稲葉さんのソロ作のほうに近いかもしれないんだけど、この作品のギターのトーンは凄すぎる。そして、B'zの作品で僕が唯一、これは演奏のミスが収録されているのではないのか?と思う箇所が一箇所だけある....。これは永遠の謎だ。

98年に出た二枚のベストアルバム、『 Pleasure』『Treasure』はマジで最高だった。シングル曲がこれまできちんとアルバムに収録されなかったこともあり、これはこれで編集盤だがアルバム作品として成立している。ここで、B'zは過去のヒットシングルをすべて出しきり、完全メタルアルバム『Brotherhood』をリリース。Rage Against The Machine等からの影響も感じる、全作品の中でも最もヘヴィ、そしてももっともシンプルなバンド構成、ギターのオーバーダビングもめちゃくちゃ少なくて、このあたりヴァンヘイレン的であるのかもしれない。こういった挑戦ができたのも彼らがめちゃ売れて実績作れてたからなんだろうけど、音楽的な挑戦はこのあたりがピークだと思う。以降の作品は、音楽的な挑戦というよりは、だんだん変わらない感じになってしまって、面白みは少なくなっていく。小さなところでもマイナーチェンジや変化はあるんだけど、どうしても刺激的ではなくなっていってた。なんか精巧なB'zのカバーバンドみたいな感じになっていってるような...。

でも、2015年のEPIC DAYのツアーのライブは良かったけどなぁ。なんだかなーって感じなので、2019年の『NEW LOVE』ちゃんと聞いてみようかな。






SNSのバズに乗っていくパンクバンドとレーベル

 


なんとなくトュイッターのRTに乗ってしまったけど、これはRTするべきじゃなかったのかもしれないと思っている。


少し前にSNSで話題になって、その後Epitaphと契約を発表したっていうThe Linda Lindasは確かに良いバンドかもしれないけれど、SNSでバズり(それは音楽ではなくポリティカルな話題でのバズであり)そこにEpitaphというパンクレーベルが乗っかり、そして自分も、日本人のリスナーも乗っかっていった。でももっとリアルな現場で同じように差別や偏見と戦っていて、音楽的な表現力もあって、各地のローカルシーンと繋がりながら独自の活動しているバンドはもっとたくさんいる。この一連の盛り上がりを見ていると果たしてこれでいいのか(いや、自分の向いている方向はここじゃない)と思えてきた。Epitaphの契約が、このSNSバズの前に決まっていたのか、後だったのかはわからないけれど、発表されたのは後なのでやっぱりEpitaphのジャッジの基準にSNSのRT数、いいね数が影響してしまっていることは確かなんだと思う。


そして、Epitaphの契約を断って解散していったG.L.O.S.S.というバンドのことを思い出したりもする。あのバンドのステートメントのほうが誠実だったかもしれない。

https://arsemard.tumblr.com/post/150294983982/%E7%96%91%E5%95%8F%E3%81%AB%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E4%BA%BA%E9%81%94%E3%81%B8

まぁそれは自分の性格の悪さがそう思わせているのかもしれない、という面はある。


ディストロ、レコード店というのは流通を司るわけだけど、今やっていること、これってすごく古臭くオーガニックなやり方だけれど、僕の好きなレコード屋は音楽とレコードを丁寧に扱っているし、その「届け方」というものを特別なものにしている。これってSNSのバズ、つまりRT数やいいね数がものを言うような世界と、全く別の世界を作っていくという流れにあると思っている。


僕にも政治的な思想はある。けれど、どんな世界を作ることに時間を作っていきたいかという問いとレコード/ディストロに関わることはセットになっていて、SNSのバズ(いまではそれが、物事を面白くなくしている、単一的な指標になっている)によって動かされる世界は僕の目指しているところではない。政治的に正しいからといって、その音楽が良い音楽だってことには絶対にしちゃいけない。


まぁそんなこと気にせず若くてかわいい女の子がバンドやってるってことでいいじゃんと思うかもしれないけれど、そういう意味でいうと僕はBABYMETALにだってむかついてる。(音楽的にめちゃくちゃクオリティ高いのでマシですが)


SNSは人を刺激するツールだ。欲望や、嫉妬や、憎しみを刺激し、増幅させる。それが誰の金になっているのかを真剣に考えないといけない。






2021/05/13

東京オリンピックの行方(予想A: 開催実現パターン)

 オリンピックがやるの?やらないの?と今になってもはっきりしないんだけど、本当に実現するパターンと、やっぱりやりませんパターンがあってどちらの可能性もまだあるなーと思うのが正直なところ。


出来レース? 73億円「五輪アプリ」の入札期限がわずか4日半、応札1者のみ 公正性に疑問の声

https://www.tokyo-np.co.jp/article/97648

こういうニュース入ってくる度に「やるつもりなんだ」って思うんだけどたぶん品質ガバガバなアプリが出来上がるんだろうなーという気しかしない。逆に見てみたい気もするが。オリンピック開催って7月なんだっていうのを最近知って、たぶんコロナじゃなくてもグダグダになるだろうなって思うのは、どう考えても日本の上のほうにいる人たちって優秀じゃないからなんだよな。

7月、オリンピック開催、不参加国多数だが開催したことによりIOCへの賠償は回避した。

8月、都内を中心に感染が広がりはじめる新種のウイルス「トーキョーウイルス」。高齢者を中心に高い感染力と死亡率を誇り既存のワクチンが効かない。東京医療崩壊。
再度の緊急事態宣言が発令されるが、既に信用を失った政府に従う店舗は少なく飲食店の5割は営業を続行、死亡者が50万を超え東京はもはや収拾不可能な状況へ。

9月、それでも死亡率の低い若者たちは変わらず外出を続けていくが実は彼らはインターネットでゆるく連帯した反体制組織であることが明らかになる。当初メディアは批判的であったが、反体制組織は現状を招いた責任は政府にあるとして反論、彼らのロジカルな主張は若い世代を中心に支持を集め、ウイルスを拡散することで老人中心主義を打倒せよという大きな流れが生まれていく。

10月、優秀なトップが率いる中国がトーキョーウイルスのワクチン開発に成功。それもそのはず、反体制組織を裏で支援していたのは中国だったのだ。既に国会議員にも感染が広がっていく中で、ワクチン欲しさに反体制側に寝返る議員が続出、彼らのロビー活動により世論も変化し反体制組織は合法な政治結社として認められることになる。

11月、現政権は無理やり解散となり、選挙の結果、中国の支援を受けた若者たちの新党が与党となる。彼らは優秀な頭脳と実行力を持ち、次々と法律を改正、行政のあり方を見直し、日本経済を立て直していく。一方で社会的弱者は容赦なく切り捨て、無駄なものであるとして社会保障制度は大幅に縮小、稼ぐ力のないものはのたれ死ぬしかないという完全な弱肉強食の世界が出来上がっていく。日本はどうなってしまうのか....!!!

(全部嘘です)


snagの新しいアルバム、こちらも3LA共同リリースに名前を連ねています。彼らの売れなさそうなScreamoこそ本物だと思っているからね。


めちゃいいんだけどニューリリースが出ているわけではない。LP欲しいなと思っているんだけど出るのかな。MVの色合いがとても美しい。


Hiatus Kaiyoteちゃんと聴いたことなかったけどこういう感じだったのか。
ライブやばそうだな。


Twolowで詰まったときはTADに戻る。どっちもTだし。
マジ分析するとコードに対してのTADの歌メロディの外し方は狙っているというよりは天然なんだろうけれど、それが彼のシグネイチャーになっていると思う。

音の外し方みたいな話でいえばカネコアヤノのほうは意図的にトーンの外し方で、ここまでコントロールされていると執念を感じる。ただこのMVは天才的だと思った。

「完璧とは、他に足すべきものがない状態ではなく、他に引くべきものがない状態である」

と言ったのはサンテグジュペリだが、何もしていない映像だが曲の内容を最も体現している演出なのではないだろうか。


ぜんぜん意味がわからない。






2021/04/29

北区の恩恵を受けてる

 鮮魚店で魚を買うと結構満足度が高くて、焼き魚でもスーパーで売っているものとは味がぜんぜん違うんですよね。なのでたまには鮮魚店で魚買いたいなってなるわけです。


そこではレコード屋もいっしょだと思うんですけど、個人商店みたいなもんなんでやる気ないアルバイトっていうのがいないというか、活き活きとしてますよね。魚だけに。そして恩恵もある。



うお

店が閉店してたんだけど、閉店時間に到着が過ぎててあちゃーーってなってたら店の方があけてくれて(これがまずバイトではできない①)買って行きなってなって、とりあえずマグロとスズキ買おうとしたら、こっち買いなよって特上中トロをくれて、しかも価格も1/3くらいまで負けてくれて(閉店後だったから廃棄になるものだったのか?バイトではできない②)そして買い物おわったらなんかお土産までくれちゃって「孫みたいなもんだから」と言われて、もう30も過ぎてそんなこと言われるのかと思いつつ、これはまた行かなきゃいけないな、次は正規金額で買おうって思う。実際北区は住民の平均年齢は高いらしいです。


そう思うと、廃棄予定だったブツをさばけて、しかも店のリピーターになってもらうならこの出費は別に損でもなんでもないという判断(バイトではできない③)があったのかもしれない。

個人店で買うっていうのは大事なんですよ。